海外旅行中に病気やケガをした場合、現地の医療費が思いのほか高額になることがあります。そんなときに便利なのが、海外旅行保険に付帯された「キャッシュレス診療」サービスです。これは、保険会社が医療機関と直接やり取りをしてくれることで、利用者は医療費をその場で支払わずに済むという仕組みです。
このサービスを使うためには、保険会社が提携している病院を利用する必要があります。渡航前に提携先リストを確認し、緊急連絡先をスマートフォンなどに登録しておくと安心です。
また、キャッシュレス診療はすべての症状や病院で適用されるわけではありません。対象外の医療機関では立替払いを求められることもあるため、利用条件や必要書類も事前に確認しておきましょう。
要点まとめ:
- キャッシュレス診療は保険会社と提携した病院で利用可能
- 現地での医療費を立て替える必要がないため安心
- 提携外の病院では対象外となるケースがある
- 利用には保険証券・パスポートの提示、連絡が必要
- 日本語対応の病院もあり、言葉の不安が軽減