旅行中に起きやすいトラブルのひとつが、持ち物の盗難や破損です。たとえば、スーツケースの破損、カメラの落下、スマホの盗難など、旅先ではさまざまなアクシデントが起こりえます。こうしたトラブルに備える補償が「携行品損害補償」です。
この補償は、旅行中に携行していた品物が偶然の事故や盗難などで損害を受けた場合に、その損害額の一部または全部を保険が補償するものです。ただし、「紛失」や「自然劣化」「利用者の過失による破損」などは対象外とされることが多く、保険会社によって条件が異なるため、加入前に内容をしっかり確認しておくことが重要です。
要点まとめ:
- 補償対象例:スマホ、カメラ、スーツケース、時計など
- 紛失や自然劣化、使用中の故障は補償対象外
- 警察の被害届や証明書、購入証明などの提出が必要
- 補償額に上限あり(1品10万円、全体で30万円など)
- トラブル時には現地で証拠を集めることが大切