はじめに:その「無料保険」、本当に使える?
海外に行くとき、つい「クレカに保険が付いてるから大丈夫」と思いがちですが、実際には多くの落とし穴があります。とくに留学・ワーホリ・ロングステイ・海外赴任など長期滞在となると、クレジットカード付帯保険だけでは補償がまったく足りないケースが非常に多いのです。
: クレカ付帯保険と有料海外旅行保険の大きな違い
① 補償期間は「90日まで」がほとんど
多くのクレジットカードに付帯している海外旅行保険は、出発日から90日間しか補償されません。
半年~1年などの長期滞在や、ビザが必要な渡航では明らかに期間不足です。
② 自動付帯 vs 利用付帯
保険が自動的に有効になるカードもあれば、「航空券をそのカードで購入してはじめて有効」になる利用条件付きのカードもあります。うっかり使い忘れると、保険が無効のまま渡航してしまうリスクも。
③ 補償額が低く、キャッシュレス診療不可のケースも
例えば、クレカ付帯の治療費用補償額は100万円~300万円前後が主流。
一方、有料の長期滞在向け保険は無制限補償やキャッシュレス対応、24時間日本語サポート付きなど、渡航先での安心感が圧倒的に違います。
: 長期滞在者に必要な補償項目とは?
✔ 疾病・けがの治療費(高額な医療費への備え)
渡航先によっては盲腸手術でも100万円を超えることも。
✔ 携行品損害(PCやスマホの盗難など)
生活に直結する電子機器のトラブルにも対応可能。
✔ 賠償責任(現地での事故やトラブル)
自転車事故や部屋の水漏れなど、海外では思わぬ賠償トラブルが起きることも。
✔ 救援者費用(家族の現地渡航など)
入院や事故時に家族が現地に来る費用もカバーできます。
: 比較】クレジットカード付帯保険 vs 長期向け海外旅行保険
項目 | クレカ付帯保険 | 長期滞在用保険 |
---|---|---|
補償期間 | 90日まで | 半年~2年も可 |
補償額 | 約100万~300万円 | 無制限または高額対応 |
キャッシュレス診療 | なし or 一部のみ | あり(ほぼ全社対応) |
日本語対応 | 基本なし | 24時間対応が主流 |
保険料 | 実質無料 | 有料(数千円~/月) |
: こんな人にはクレカ付帯保険だけでは危険
- 留学・ワーキングホリデーで半年以上滞在する方
- ロングステイで1年近く暮らすシニア層
- フリーランスやノマドワーカーとして海外移住を検討中の方
- クレカの保険内容をよく把握していない方
: 安心を買う時代。保険会社の比較で最適な1社を選ぼう
海外長期滞在に特化した保険は、補償内容も各社で異なります。
「シンプルなプランがいい」「治療費用が重視」「年齢制限が気になる」など、目的に応じて選ぶことが重要です。
▶ 海外長期滞在向け保険会社を比較する
▶ ネットから見積もり依頼する
: 電話では受け付けていません。ネットで完結できるからこそ便利
当サイトでは、見積もりや申込はすべてインターネット完結型となっています。
「仕事が忙しく日中は電話できない」「海外から連絡できない」という方にも最適です。
クレジットカードの付帯保険は、あくまで短期旅行向けの“補助的存在”。
本格的な滞在には、渡航目的に応じたしっかりした海外保険の加入が必要です。
ネットで複数社を比較し、自分に最適な1社を見つけてください。