長期の海外滞在は“短期旅行”とはリスクがまったく違う
年末から春にかけては、留学・ワーホリ・長期滞在に向かう人が増える季節です。しかし、90日以上の滞在になると、旅行者ではなく“生活者”としてのリスクが一気に増えます。
特に海外では、医療費の高さが最大のポイントで、1回の救急受診だけでも数十万円、入院すると100万円を超える国も珍しくありません。
さらに、長期滞在者は生活する期間が長いため、
・病気になる確率
・事故やケガに遭う確率
・スマホ・PCの破損
・盗難リスク
などが自然と高くなります。短期旅行より保険が必要な理由はここにあります。
「クレカ付帯保険で十分」は長期間では通用しない
最近増えているのが「クレジットカード付帯保険で行けますか?」という質問です。
しかし、クレカ付帯保険は多くが 90日まで の補償しかなく、長期滞在では全く足りません。また、治療費の上限が低すぎて、現地の医療水準に対応できないケースも多いのが実情です。
長期の滞在では、
治療・救援費用が“無制限”に近いほど安心
というのが海外保険の鉄則です。
長期滞在者が知っておくべき「医療費高騰問題」
最近は世界的に医療費が高騰しており、特にアメリカ・カナダ・オーストラリアなどは、入院すると1日で数十万円、手術が加わると数百万円に達することがあります。
生活中の病気や感染症も他人事ではなく、ケガだけでなく風邪や体調不良の受診でも高額請求が起こるのが海外です。
長期間の滞在では、
“高額医療になりやすい国ほど、保険の質で差が出る”
と言えます。
長期滞在者向け保険で見るべきポイント
長期の海外生活では、以下の補償を特に重視するのがおすすめです。
① 治療・救援費用の上限の高さ
最重要。医療費が高い国へ行く人は特に優先すべき項目です。
② 生活トラブル補償が充実しているか
・携行品の破損
・スマホ盗難
・突然の病気によるキャンセル費用
など、暮らす以上、生活面の事故も増えます。
③ 日本語で24時間相談できるか
長期滞在では病気やトラブルが「夜中」「休日」に起こることが多く、
日本語サポートの有無が安心感を大きく左右します。
④ 滞在国・滞在目的に合っているか
留学、ワーホリ、ビジネス滞在など目的により必要な補償は変わります。
スポーツをする予定がある場合や、治安が不安な国に行く場合は補償の幅を広げる必要があります。
長期滞在に強い保険は「途中延長できるタイプ」
渡航前に6か月のつもりでも、現地で延長したくなるのが長期滞在のよくあるパターンです。
そのため、最初から 延長できるプラン を選んでおくと、後から保険の空白期間が出ず安心です。
特にワーホリは「気づけば1年になる」ケースが多く、途中延長できるプランが重宝されます。
まとめ:長期滞在は“今の時期こそ”保険を最優先に
年末〜年始〜春に向けて長期滞在者が増える中、医療費の高騰やリスクの変化から、
「保険は最初に決めるべきもの」
という認識が大切になっています。
長期間の海外生活では、
✓ 病気・ケガの確率が高い
✓ 医療費が高い国が多い
✓ スマホの盗難・破損が増える
✓ トラブル時のサポートが重要
といった理由から、保険の質が後々の安心に直結します。
当サイトでは、長期滞在に最適な保険の比較や、国別の選び方なども紹介していますので、渡航前にしっかりと準備を進めていただくことをおすすめします。

